「あをによし」 〜奈良のわらべうた〜
まず一曲目にご紹介したのは『ふえおにするもん』でした♪
この曲は、遊び仲間を呼び寄せるために歌われる曲です。
私も子供の頃に同じような「呼び寄せ歌」を母に教えてもらった覚えがあります。
実際に使ったかどうかは皆無ですが。。。
皆さんは子供の頃、鬼ごっこをして遊ばれる事はありましたか?
私??
もちろん遊びました!
でも実は、鬼ごっこ や かくれんぼは大の苦手でした
鬼になったら、ひとりぼっちが寂しかったし、
鬼じゃなかったら、逃げるのがドキドキで。。。(汗)
恥ずかしながら、結構弱虫だったんですね。(笑)
さて、このページでは『あをによし』と題しまして、
奈良県に伝わっている わらべうたを紹介していきます。
最後までお楽しみいただけると嬉しいです。(笑)
次は、人当て鬼ごっこの曲『奈良の大仏さん』をお送りします♪
遊び方は「かごめかごめ」と同じです。
そしてこの曲には、奈良の象徴でもあります 「大仏」さんが登場します。
歌詞もメロディもとっても楽しいですよ♪
『奈良の大仏さん』でした。
楽しい曲でしょ♪
大仏さんの肌の色を「日焼けしている」と表現しているのが、
なんとも子供らしくて可愛いな、と気に入っています。
さて次は、奈良県の吉野に伝わります子守唄『下市の子守唄』をお送りします。
とっても美しいメロディに子守り奉公の辛さが歌われている曲ですが、
不思議な事に、二番以降の歌詞が大阪の子守唄「天満の市は」と酷似しています。
大阪の「天満の市は」が吉野に伝わったのか、
吉野の『下市の子守唄』が大阪に伝わったのか。。。
理由は定かではありませんが、二つの場所が何らかの形で歴史的につながっていた、
という事ではないかと思うと、 歌詞から歴史が読み取れるようで、
ちょっとワクワクしてきます♪
それでは、吉野地方の子守唄『下市の子守唄』です。
(Special thanks Minako T.)
『下市の子守唄』いかがでしたでしょうか?
最後一節「奉公する身と千石橋はよ・・・」は、
当時の子守り奉公の辛さが思われて、泣けてきます。。。
さて次にいきます。
次の曲は、江戸時代、奈良県の吉野で実際にあった農民一揆の事が歌われている数え歌、
『竜門騒動の手まり唄』をお送ります。
本来は20番まである数え歌ですが、全部を歌うと長くなるので、
今回は、抜粋バージョンでお送りします。
『竜門騒動の手まり唄』でした。
聴いていて長くなかったですか?大丈夫だったですか??(汗)
今回の You-tube の動画で使った写真は、奈良県の吉野山の写真です。
私も春の吉野には何度か行った事があるのですが、桜の季節はホント奇麗です♡
曲だけではなくて、景色もあわせて楽しんでいただけたら幸いです。
本当は、MCも大阪弁ではなく、奈良弁にしてお送りしたかったのですが、
(似てるけど、微妙に違うので)
そこまでこだわれなかったのは、ちょっと心残りかな。。。
20番まであって長い曲ではあるのですが、
いつか全曲バージョンをお送りしたいと思っています。
気長に待っててくださいね。